渡りに船
『渡りに船』(わたりにふね)とは、困っている時にちょうど良いタイミングで必要としているものが手に入るというような意味のことわざである。これは、川を渡りたい人が困っていたところに、ちょうど良く船が流れ着き、その船を利用して川を渡ることができたことから由来している。このようなことは滅多に起きるものではないが、生活しているうえで、石鹸がなくなってきて買わなければならなくなった頃にお中元やお歳暮で石鹸を贈られ、買わずに済んだというようなことなら可能性としてあり得るだろう。規模の大小はあるにせよ、実際の生活でたまに使えることわざである。『渡りに船を得る』、『渡しの船』も同じ。また、『闇夜に提灯』(やみよにちょうちん) も同じ意味を持つことわざである。暗闇で灯りが欲しい時に、ちょうど良くちょうちんが手に入ったという意味を持つ。簡単に思い浮かぶ言葉としては「ラッキー」だろうが、一言で片付けてしまわずに情緒ある言葉を使ってみるのも悪くはない。