杖とも柱とも頼む
『杖とも柱とも頼む』(つえともはしらともたのむ)とは、非常に頼りにしている様を表すことわざである。杖にも頼むし、柱にも頼むというのは、歩行に必要な杖として普段から頼りにされることと、家を支える柱として重大な役割を頼まれるということであり、常に何らかの形で頼りにされているということである。よほど信頼があり、頼りがいのある人物でなければここまで頼まれないだろう。逆にそこまでしてしまうのは『おんぶに抱っこ』的であり、何でも人に頼むことになる。よほど危機的状況にある人物でなければ、ただの甘えた人間になってしまう。しかし、重役や上司からそう言われたならばかなり期待されていることに間違いはないだろう。右腕として役に立てれば本望と思う社会人には嬉しい言葉だ。非常に頼りにされている様を表すことわざだが、下の者から言われているのではなく目上の人間から言われているのだろう。杖に頼むということは、自分の足になってくれということであるのだから、目下の人間が使うことわざではないのだ。