瑠璃も玻璃も照らせば光る

『瑠璃も玻璃も照らせば光る』(るりもはりもてらせばひかる)とは、瑠璃と玻璃は違う物であるが照らせばどちらも光ることから、優れた素質を持っている人は学習や修養を重ねれば一段と磨きがかかるという意味を持つことわざである。瑠璃とは、青色の宝玉を指し、「玻璃」は水晶のことを指している。どちらも七宝の1つであり、それが例えに使われているということは、誰もが持っているものではないことが表されているのだろう。素晴らしい素質を持っている者は、磨きをかけるほどより素晴らしい逸材となるのだ。しかし、それに気づかず何もせずにいたら、ただの凡人になってしまう。期待できそうな新人に対して「ダイヤの原石」と例えることがあるが、これも磨けばダイヤになるが放っておくとただの石ころなのである。恵まれた環境にある人間は誰でも光るという、ちょっと皮肉を込めたことわざかもしれない。『親の七光り』と似たことわざでもあるだろう。