芸は身を助ける
『芸は身を助ける』(げいはみをたすける)とは趣味や道楽で覚えた芸が、後に役に立つという意味を持つことわざである。机に向かうだけの勉強が出来るよりも、他人と比較した時に芸術面で優れた知識を持っていた方が役に立つことが多いものである。この場合の「芸」とは、本格的に習った芸事ではなく趣味などで軽く習ったものであり、それが自然に身についていたことで、救われるということである。しかし、近年では自然に身に付けたもの以外の技術的な芸も含まれるようで、芸能関係の仕事をしている人に対して使われることもある。何もできなくとも、身体を使って周囲の人を喜ばせることができれば充分であるという芸術性のある人間を肯定することわざでもある。芸というのは全ての人に身に付いているものではなく、選ばれた人にしか与えられないものなのかもしれない。しかし、何か経験しておけばいつかは役に立つ時が来るかもしれないので、何事も一生懸命やっておくべきだろう。