親しき仲にも礼儀あり
『親しき仲にも礼儀あり』(したしきなかにもれいぎあり)とは、親しい仲でも礼儀を忘れてはならないという意味を持つことわざである。いくら親しくとも礼儀の無い付き合いは不和の元であるという忠告も込められている。人は近しい人や親しくなった人に対して、感謝の気持ちや申し訳ないという遠慮がなくなってしまうもの。いくら気心が知れているとはいえ、図々しくなってしまったのでは相手に嫌われてしまうだろう。どんなに付き合いが長くとも、感謝の気持ちや相手を思いやる気持ちは知り合った頃と同じように持っていなければならないだろう。そうしなければ、せっかく通じ合った心も些細なことで決裂してしまう。『塵(ちり)も積もれば山となる』ということわざがあるように、小さな不快感も積もれば大きな不快となり、やがて人間関係で大きなトラブルが起きてしまうということ。人間関係を大切に繋げていきたい人とは、このことわざを忘れないように心に刻み、礼儀をもって接していくことが大切である。