帯に短し襷に長し
『帯に短し襷に長し』(おびにみじかしたすきにながし)は、帯にするには短すぎるし、襷にするには長すぎる。どちらにも中途半端で使えない様を表すことわざである。利用例は「この箱を測るのに、この物差しでは『帯に短し襷に長し』だなぁ」。いつか使えるだろうと捨てずに取っておいた物によくある話である。記憶の中でのサイズと実際のサイズにズレが生じるために起こるとも言えるだろう。しかし、そのズレに大差はなく、惜しいのに使えない。という時に『帯に短し襷に長し』が出てくる。同じような言葉に『大は小を兼ねる』(だいはしょうをかねる)があるが、こちらの場合、大きいものは小さいものの代わりを果せるという意味を持つ。しかし、実際にはそうでもないことが多い。収納スペースが限られている時などには、小さめの物を用意しておいた方が無難である。大きいものは無駄になる場合も多く、余裕のある場合には『大は小を兼ねる』で良いのだろう。