河童の川流れ

『河童の川流れ』(かっぱのかわながれ)は、河童でも川に流されることがある、つまり、その道のプロでも初歩的なミスを犯すことがあるという意味を持つことわざである。利用例は「先生がそんな失敗をするなんて『河童の川流れ』だね」。類似することわざに『猿も木から落ちる』(さるもきからおちる)、『弘法も筆の誤まり』(こうぼうもふでのあやまり)があり、いずれも同じ意味である。『過ちは好む所にあり』(あやまちはこのむところにあり)も同様の意味を持つことわざであるが、これは、自分が好きなことを得意としてやっている時にこそ失敗は訪れるものだから、気をつけなさいという戒めの意味も含まれている。失敗をしない人間はいないだろう。失敗をするからこそ生まれる物もあり、発明品の多くはその失敗から生まれているのである。また、失敗の悔しさがバネになり、向上心を奮い立たせるのである。だから、失敗を恐れずに勇気を持って、どんどんチャレンジした方が良いということを諭しているのだろう。