下手の考え休むに似たり
『下手の考え休むに似たり』(へたのかんがえやすむににたり)は、大した案も浮かばない人が時間をかけて考えても、休んでいるのと同じであるという意味合いを持つことわざである。将棋などの対戦中に、下手な相手が長い時間をかけて考えている時に、待たされている側がバカにして言ったことから由来しているらしい。利用例は「どうせおまえが考えても『下手の考え休むに似たり』だ」。考えても仕方ないことを考えている人にも使われる言葉で、解決しようともしていないのに手を休めて考えているのは休憩しているのと同じことである。目的があって、考えこんでいるなら良いが、ただ何となく考えているなら、意味がなく時間の無駄使いなのである。そんなことをしていると、皮肉を込められてこのことわざを使われてしまうのだろう。言われた側は言い返しようがない。反対を意味することわざも見つからないのである。