鳶が鷹を生む

『鳶が鷹を生む』(とんびがたかをうむ)は、特に優れていない親から優れた子供が生まれることを表すことわざである。利用例は「勉強が苦手だった君の娘が大学合格?『鳶が鷹を生む』だね!」。反対の意味を持つことわざに『蛙の子は蛙』(かえるのこはかえる)がある。凡人の子供は凡人であるという意味だが、子供の頃に酒好きの父親を見ていて嫌だなぁと思っていた人が、大人になって自分も酒好きになってしまったなどと言う時にも使われる。「所詮、『蛙の子は蛙』だよ」と言うように、比較的、後ろ向きな発言に使われることが多い。「親が親なら子も子」というのも同じ意味合いを持っている。違う環境で育っても、血は争えないもので、知らず知らずのうちに親に似てしまうことを指している。このことからも、『鳶が鷹を生む』ことの方が珍しく、大変、貴重な出来事なのである。しかし、鳥として見た時に、鳶も鷹科の鳥であり、大差はないように思える。